感想

先日の記事に書いた「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」を昨日読了しました。せっかくなので感想でも。

友達同士で興味のある好きな話題でああでもないこうでもないと言いあうのって楽しいですよね。この本はそういった類の楽しさがありました。

著者は本の中で、恐竜に対して自由な空想を働かせています。
例えば恐竜はどんな色をしていたかという話。
近年恐竜は鳥の先祖だとされ、恐竜図鑑もカラフルな恐竜ばかりになった。その反面、モノトーンの恐竜が描かれることはなくなったという。
しかしモノトーンの恐竜だっていたはずだし、例えば真っ白な恐竜もいたはずだ。ていうかいて欲しい。いたらカッコイイ。白い恐竜がいるとしたら、その条件は何か?

そこで鳥類学者の著者はサギやツルやアヒルや白鳥などの代表的な白い鳥の例から類推する。
白いと目立ちやすいので捕食者から狙われやすい。
しかし水辺のような開けた場所なら、どうあっても元々目立つので、かえって白く目立つ方が仲間からは仲間と認識してもらいやすい。=群れを作るには最適。
群れでいることはエサを探すにも敵から逃げるにも効率がいい。
白い恐竜は、体がある程度大きく、開けた場所に住み、群れになりやすい種類ではなかろうか。

…と、ここで翻って、大型の哺乳類には白いものが少ない。彼らは鳥と比べて敵に見つかった時の逃げ足が遅い。恐竜は鳥ほどではなくとも、哺乳類よりは足が速くないといけない。

さらに雪国など寒冷地では白が保護色となるので、そういう地域に住む恐竜も白かったのではないか…等々、一つの着想から、ああでもないこうでもない、いやきっとこうに違いない! …と思考の過程を書いています。それも専門知識をふんだんに入れて。

この本は恐竜に関する正確な知識を学ぶ本ではなく、空想を働かせる本です。空想の根拠は著者の豊富な鳥に関する知識。なので恐竜知識より鳥に関する知識の方が増えていきます(笑)

ちなみに僕が一番好きなのは恐竜の鳴き声の話
なにがどうなってそういう結論になったかは、実際に読んで頂きたいが、夜に小高い丘でメスを呼び寄せるためにプープー鳴く肉食恐竜が中生代の風物詩だと言う(笑) どうしてそうなった?(笑)
そこに描かれてるL島さんのイラストがまたカワイイのだ。

あ、あと先日のコメント欄でなんちるさんが“作者はガンダムオタクか”と書いてたが、そうかもです(笑)
僕がわかるだけで3つはガンダムネタが出てきてますよ(^m^

コメントの投稿

Secre

買っちゃった( ´艸`)ムププ

「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」を私も買っちゃいました。
恐竜のイラストがとにかく楽しい!!
文章よりもついついイラストを追ってしまいます。

楽しい本を紹介してくれて本当にありがとうございます+。:.゚ヽ(*´∀)ノ゚.:。+゚ァリガトゥ

うおおおお

わあああっ! 紹介した本を買ってくれる人がいるというのはこんなに嬉しいものだとは!

L島さんのイラスト、すごくイイですよね!(>▽<
ワタクシも大好きです(^▽^人
そして文章よりも欄外を追っちゃうんですよね、あの本(笑)

そういえば、なんちるさんはコミケでL島さんとお会いしてるんですよね。何と言うか縁がありますね(^^

そうそう(。'-')(。,_,)ウンウン

そうなんだよ!
雑家百華のブースでなりっちと話しているときに
ちょうどL島さんがいらっしゃって~( ; ロ)゚ ゚
なりっちに『召喚獣猫の手』を教えてもらって読んだ直後のことだったよね(。'-')(。,_,)ウンウン

他の人が描くと不気味な絵になると思われる絵(とくにラストページの絵)でも
L島さんだとほんわかかわいいのはどうしてだろう(ノω`*)んふふ♪

本当ですね

懐かしいなぁ。おととしの夏コミでしたね。
ちょうど王子がコスプレ広場に行ってて、他の人もみんな出払ってて、残っていたのが僕らだけで。
自分たちがいなかったというタイミングもありえたことを思うと、本当にナイスタイミングでしたね(^▽^

言うとおり、全編にわたってイラストがほんわか可愛らしいですよね~。
恐竜たちの表情がとても愛嬌がありますし、タッチが柔らかくて本の内容と合ってますね(^^
プロフィール

naritari

Author:naritari
4コママンガ家
1971年生まれ
1998年「のんちゃんのお兄さん」でデビュー

現在よみうりテレビ携帯サイトにて「ギョーカイ用語辞典」配信中

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる