シベリア

★本日は父に誘われて、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センターの市民講座「日ソ共同宣言・シベリア抑留帰還60年―抑留体験の伝承と表現――体験はどこまで伝えられるか」に行って来ました。(大阪なんちゃらのイベントですが、会場は東京都内でした)
シベリア抑留の話は、ウチの亡くなった祖父が戦後しばらくシベリアで捕虜になっていたというくらいの認識しかなく、僕はそんなに詳しくないし興味も特に持ってなかったのですが、マンガ家のおざわ・ゆきさんとフリーライターの山崎まゆみさんの講演ということで父が誘ってくれました。

僕的には非常に面白かったです。
講演の後半部分、おざわ・ゆきさんと山崎まゆみさんがお互いに聞きたいことを相手に聞くというコーナーがあったんですが(それがこの企画のメイン)、おざわさんが場の空気とかこの会の主旨とか全く無視で本当に聞きたいことを山崎さんにずっと聞いていて時間がなくなるという事態に(笑)
同人出身で自分の表現したいものを一生懸命つむいできた、マンガ家らしいマンガ家だなと、僕は非常に好感を持ちましたし、質問の内容も創作論や取材にまつわる苦労など僕が知りたいような話であったため非常に面白かったです。(会場に来てたシベリア抑留関連に興味があって詳しい人には物足りなかったかもしれませんが)
対する山崎さんはおざわさんの質問を真摯に受けつつ企画の趣旨に沿った回答をしていて、さすが多くの人に取材し、相手の土俵に入っていき信頼関係を築きあげながら、自分の聞きたいことをさりげなく聞き出してきたルポライターらしい人だなと思いました。

帰りに、講座にきていた父の知り合いと、喫茶店でコーヒーをご馳走になりました。
Mさんという91歳のご自身もシベリアで捕虜になっていた経験をお持ちの方もいらして、色々お話を伺いました。
Mさんが「寒かった、飢えていた、辛かった…の話はもう十分だ。補償してほしいわけでもない。一向に進まない・政府でもやる気のない遺骨の収集や当時の実態の調査をできる限りやって欲しい。それであの時のことに全部けじめがつくようにして欲しい」という話を熱く語っていて、こういう思いでいる人もいるんだなとすごく印象に残りました。

父の知り合いと別れたあと、2人でお酒を飲みに行きました。父が「お母さんには内緒だよ」とビールを3杯飲んでいたことは、もちろん母には内緒です(笑)
僕が5杯飲んだ上に、ビール買って帰ってこの後飲むつもりというのは、もちろん父にも内緒です(笑)

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Secre

忘れもしない

(´・ω・`)そう、あれは忘れもしない。70年前のことです。その時私はまだ42歳でした‥続く?

ふむ

そういうのは要らん(笑
プロフィール

naritari

Author:naritari
4コママンガ家
1971年生まれ
1998年「のんちゃんのお兄さん」でデビュー

現在よみうりテレビ携帯サイトにて「ギョーカイ用語辞典」配信中

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